小室.kom.com

小さな日常に潜む怠惰と向き合うために。極端な暇に苛まれたとき、思い出してみてください。Hi there! I'm going to be uploading lots of info and pointless blog here.so If you need to get some rest,check my pages!stay tuned:)

北イタリアの静かな巨匠 No More Regrets

2017年6/23日

前日のこの日はいつにも増してジメジメした1日だった。そして熱波に襲われて時代遅れの五月病に私はダウン。家で休息も迎える。しかし今日は家に季節外れのサンタさんがプレゼントを置いてくださった。大好きな似非(エセ)サンタさんが来た。いつも突拍子もなくふらっと来たり、久しぶりに会うのは少し財布の紐緩める必要なレストランで会う事が多いが、気づかぬ間に支払いが終わっている。そんな粋な似非サンタさんである。今回もまたそうであった。フラッと立ち寄り、寡黙だが心があったかいサンタさんは私に赤いプレゼントを持ってきてくれた。早速であるがナイフでキャップシールをきり、長いコルクをキュポッとまでいかないが静かな音を残し抜栓した。似非サンタさんも折角なので一緒に乾杯をした。

それがこちらのワインだった。

世の中には「生きている内に絶対食べた方がいい〜」や「人生で一度は見るべき絶景〜」なんてたくさんあって、人それぞれ感受が違うのだからなかなか「全員にオススメな〜」はないが、強いて言えば、強いて言わせて頂けるのであればこちらの彼の造るワインも挙げさせて頂きたいです。

「バローロのロマネコンティだ!」

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  https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ロマネ・コンティ

2000 Barolo Le Rocce del Falletto Riserva バローロ レ ロッケ デル ファレットでワインスペクテイター(アメリカのワイン雑誌で、厳正な審査でワインを評価してる団体で、主には、値段、品質、入手の困難度が低いか、生産者などの様々な審査を加味して毎年TOP100を決めている。)を唸らせた生産者であります。ワインが詳しくないかたも、興味のないかたも是非覚えてページを閉じてほしいです。その生産者こそが

Bruno Giacosa ブルーノジャコーザ

です。(写真は相当昔だと思われます。)

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今回はそのバローロを飲んではいないのですが、全て珠玉のワイン達です。今回は

Barbaresco 2005

バルバレスコ

Az.Ag.Falletto di Bruno Giacosa(ファッレット・ディ・ブルーノ・ジャコーザ)

を頂けるこの上ない幸せ。ブルーノジャコーザさんはワインの表記の仕方に二つ区別をつけている。

  • Az.Ag.Falletto di Bruno Giacosa

上記にも記載したこちらは自社畑の葡萄をつかって造るワイン。

  • Casa Vinicola Bruno Giacosa(カーサ・ヴィニコラ・ブルーノ・ジャコーザ)

こちらは昔から購入している畑から葡萄を購入して造るワイン名の表記。

違いは?

ないんです。

醸造方法や醸造する場所が違うわけでもなく、くべつするためのものだそうです。後者のCasa Vinicola Bruno Giacosaは長年購入し続けてる信頼関係もしっかり構築しているみたいで、一切の妥協もしないそうです。なので「本当にいい葡萄しか購入しないのは」おわかり頂けるかと思います。

 

 

飲んだ感想は、、、、まだ語彙力のない私のコメントよりただ人間として感想を述べさせて頂けるのであれば、「感動」なんですが、何が感動かと言われなくても答えるとすれば、「飲めば12年の熟成をしているのに、もぎたての果実なのに凝縮した果実感もあり鼻腔にゆっくり流れてくる」めをつむって飲むと空の上から段々と並んだ葡萄畑を見ているようで。素晴らしく感無量です。

  

素晴らしいネッビオーロです。