溢れ落ちてしまう才能の持ち主、Celestino Gaspari
こんなにも美味しいなら現地で飲んでみたいって思える。そう心から思えたことは、まだ、短く、細く、長い、人生の切れ端の一枚に過ぎないんだけれども。
出会えて良かった人とか、行けてよかった場所とか、食べて美味しくて感動したり
そんな経験の一つとして皆様にも飲んでもらいたいイタリアワインのご紹介です。
Zyme ジーメ
不条理なほどに完璧主義なワインを作る人という印象がまず第一におもいました。
フラッグシップのハーレクインも美味しいですが、私はアマローネに舌鼓を打ちました。
固定観念であった酸化熟成から見られる傾向の香りはそこにはなく、とても透明感があるのにキャラクターがしっかりとでていて、アマローネの名前の由来の「苦い」という印象をエレガントに仕上げた現代的でした。食事もお酒もライト思考になっている昨今でも、だからこそおススメできるワインだと思いました。
お詫びしますと、アマローネ、ハーレクインの写真は一切ございません。
もはやお酒の強くない私が十二種類のワインをテイスティングすれば、それは言うまでもなく、小室沈没です。
そんなZymeの醸造責任者であえうCelestino Gaspariさん。
彼はもとは一切、ワイン業界興味がなかったらしく、カメラマンなどの芸術的な職を夢見てたらしいのです。しかし、何故そんなチェレスティーノさんがワインを造り始めたのか。
それは彼が恋に落ちた女性がきっかけだったみたいです。
そうなんです。アマローネの二大巨頭
Dal forno romano
Giuseppe quinta reali
この二大巨頭の一人、
ジュセッペクインタレッリの娘さんと結婚した事からワイン業を始めるきっかけになったんですって。コンサルティングからのワイン醸造家へと。
違う業種から入ってくるからこそ、違う視点から物事を見れるんですかね。
本当に素晴らしいんです。
また彼の作るヴァルポリチェッラ リパッソ。
これ飲んで欲しいんです。
コストパフォーマンス抜群です。
ヴァルポリチェッラ リパッソ
は二重発酵で、アマローネやレッチョートという甘口ワインで使用した絞りかすなどをいれてコクをだす目論見なんです。なので比較的荒々しい印象をよく持つんですが、
このワインは、ヴァルポリチェッラ リパッソのためにワインを収穫し、14日間アパッシメント(天日干し)にかける作業をするんですね。
どこまで完璧至上主義なんでしょう。
なかなかいません。
そんな私も浅い試飲知識からですが、、、。
しかし飲んで頂きたい
ワインです。
是非とも。
Estate Wines Japan, 美味しいワイン、ギフト、シャンパン等を日本国中へ配達します