名無し
今日は何気無い1日であった。何気無い朝から始まった。
何気ない瞬間と何気無い行動や何気ない言動によって、何気無い1日が生まれた。
そんな何気なかった1日をまとめてみた。
寝起き
朝はじめっとしてた。汗は乾いてて気付かなかったが、髪が湿気を吸って、なんともいえない身なりだった。たけのこの里の輪郭にきのこの山の美味しいチョコレート部位が合体した様なフォルムだ。
何気ないことだった。
洗面所
顔よりも先に頭に水をかぶってその上から流れてくる使用水を再利用して、ついで気分で顔も洗う。
いっそのこと歯磨きも考えたが、歯ブラシが見当たらないから断念した。(子供のおもちゃ)なんて、考えながらタオルを模索。見当たらない。床はベッチョベチョ。
あ、用意してなかったっけ。
何気無いことだった。
掃除
というより、まず尻拭いでもない自分のお尻ふきだ。
洗濯したばかりのレノワの柔軟剤の香りに包まれた崇高なタオルからは長い年月をかけて年金が入ってきた。おじいちゃんである。
すぐに地面の汚れとそこそこのゴミをまとめて洗濯機に。
この積み重ねで以前、洗濯機のなかに異物があった。
何気無いことだった。
トマト観察
先日、コロナによる外出自粛の影響で
トマトの他にも、パプリカや、枝豆などの可愛い食べ物たちを丁寧に育て始めた。
水のあげすぎは怠惰な生活による生活習慣病みたいになり得るので気をつけました。
というと五日間もあげていなくて外の食ちゃんたちが葉っぱの志は斜め下を向いていた。斜め下を向いていたトマトに水と言葉を投げかけた。
きっと水が欲しかったからか、怒っている気がする。
葉っぱが萎れたままだったが呑気に戻るとしよう。
何気無いことだった。
朝ごはん
ベランダから覗く様に戻ると、既に支度が施されている。
今日の朝ごはんはまるでネズミにかじられたのかの様な荒らされたパンが一個。
娘とのサバイバルであった。食うか食われるか。いつの時代も変わらない、人間がいる限り。
いただきます。あ、違う。
もう半分はいただきますされていた。
洗濯
どうやってこの一瞬で、、
気づけばゴトンゴトンって動いてた。妻が既に回してくれていた。
仕事のできる人は影分身か、時間の使い方または、両方を兼ね備えている。並外れている。
着替え
一番手前にあるものを着る。
そしたら柔軟剤のいい匂いが色濃く、残ってった。
らっきー。
続く