Osteria Disguido~オステリア ディスグイド~
25日、朝目が覚めた時、違和感があった。違和感って言うと、普段のコンディションに比べて何か不穏な鐘が体のなかで響きそうなときに使うのが一般的だと思っていたが、私が砕けた支離滅裂なことを言ったって私さえ意味を突き通して置けば問題ないという理解で自己解決することにした。
体が軽くて、寝起きがとてつもなく軽快だった。これまでに記してきた記事の内容の日々はどこか少し、体の不調を訴え続けてきた。が、それが一切感じなくなった最初の一日であった。これを万全の体調と呼んでいいのかなはわからないが、ハングオーバーからすればlet's get drunk!ばりのかんじである。
こうして時は流れるままにして過ぎていき
ワイナリーについた。
FONTANAFREDDA
めちゃくちゃデカイ、今回ワイナリー訪問させてもらったなかで一番目から入ってくるインパクトが大きかった。それもそのはず、畑の所有地が尋常じゃなくでかくこのエリアでもトップの大きさを誇るみたい。
ワイナリーの見学+畑+試飲+ご飯みたいなツアーがあるみたいなので是非調べていってみてほしいです。
こういう話って基本最後に伝えるべきだと思うんですが、私は我慢ができないたちでした。教養をつけてまた出直してきます。
入り口にはまずワインショップが広がっていた。
もちろん、フォンタナフレッダが誇る偉大なワインが隙間なく置かれていると思った。が、意外にも他のワイナリーのワインもたくさん置いてあった。仲の良いワイナリーなのか
こういう他のワイナリーへの配慮や敬意があるのも王者ならではの懐の深さなのかとしみじみ。
しかし、今日の自分はいままでにないぐらい体調がすこぶる良い。
瞬間、瞬間はフォンタナフレッダ社にしっかりと着目したつもりだった。空気、気温、畑の向きから建物の造りやセラーのなかなどの交錯する様々なその土地の背景をオルネッラさんというマンツーマンでついてくださったマンマが隅々まで教えてくれた。
しかし、今日の自分はイタリアにきてから一番体調が整っている。
お待ちかねのランチタイムだった。
Osteria Disguido
フォンタナフレッダ社はワイナリー内に2つのレストランや宿泊施設なども設けている。
一つはミシュランでも1つ星をとっている
Ristorante Guido
観光客からも不動の人気みたい。
また地元のかたも気軽に食事ができるカジュアルラインがここ
オステリアディスグイド
食べたいものを食べて良いとのことだったのですが、とりあえずアニョロッティダルプリンだけはすこぶる体調がいいときにもう一度食べたかったので注文。後はオルネッラさんに任せてワクワクドキドキ。
運ばれてきたお皿はとても色鮮やかで塩味は確かに効いているがそれを忘れさせるぐらい素材の旨味がグッと来るお皿だった。
茄子とトマトをパンツェッタのラビオリで。
やっぱりその土地の名物の赤みのしっかりとしたファッソーナ牛のタルタルは地元のかたのお勧めならではなのかなと、
ファッソーナ牛のタルタル。
パスタにはアニョロッティダルプリン。
この絶妙な大きさをバターで和えたラビオリが口のなかに1つ2つ3つ。
止まらない。
でも時間も止まってくれなくて、メインは食べられませんでした。
甘いものは食べたかったのでシンプルにジェラートを注文。私が甘党としって追加でオーダーしてくれたのがランポーネのソースのジェラートとイタリア定番の微発泡の泡もの。
モスカートダスティと呼ばれるアルコール低いデザートワイン。
感無量です。
多分、行ってみなきゃわからないことがたくさんです。
いってみてください、私もいつかまた、メインをオルネッラさんと食べに戻りたいと思います。ちゃんちゃん、