大雨の中に惹かれた強面の男性。
今日の雨を淀んだ気持ちと一緒に眺めてると、「世界が終わるんじゃないかなあ」って脳裏をよぎるぐらい強くて、こんな雨は見たことない。まあそんなんで終わってたらこんなパルム食べてられないですよね。毎度失礼します。
こんな神様からの恩恵を一番の形で受けながら負けじと歩いてなかったら、、、今頃家でインドアなことしただろうに。
とかぼやきながら、雨にやられていると、左を通過する車の窓がシュァーと開き骨格のいい男性がBMWの窓から一言。
「家まで行くから乗って!」
送ってやるよとか高圧的な感じじゃなく、包んでくれるような優しさ。温かいまだスープを冷蔵庫で保管してくれたような温もりが確かにその距離感にはあった。
見ず知らずの私に、
べしょべしょの濡れた服に、
メッシュの靴。
ビニール傘一本。
おまけには特大ベビーカー。
どこからどう見ても計画性ゼロでプール前のシャワーのような。
浴びたくないけど浴びなきゃいけない。そんな感じの私達に柔らかくて温かいタオルをくれたような。
いくら私が混沌としたアスファルトの上を困惑しながら歩いてたとしても声をかけることは疎か、乗せてくれようなんて、、、
言葉が見つかりません。
そのお礼がしたいです、、、
皆様ありがとうございます。