白金台のフレンチ～Requinquer～

もう秋だなあ。

そう思って自分の誕生した季節にワクワクした感情を隠しきれなくてお祝いに、贅沢に、ビストロにここ、白金台に参りました。

台風直撃の日に行くのも厚かましいかなと思いも持ちながら、足先は既に向かっているのであります。いや、これは可笑しい。そもそもこんな自分に一言もの申すと本来、狩人民族であるホモサピエンスが気遣う形態が少し変わってきているような。困っている人がいたら助けたいと思います。何か目標に向かう電車(目的地へ)の電車内での手助けは必要だが、途中下車(助け船)での手助けなどは時と場合による。出来ることならば行うべきだが、目的がサービスになってる今公私混同のような世界では台風に食べに行くの迷惑かななんて考えてる私が少し可笑しい。食べることが人間の性であり、レストランの意義である。

なんて自問自答して着いたここは

Requinquer

可愛い３階建てのお家。

直前に予約時間を速めてもらったのに快く入れてくれたことの好印象なスターターに思わずスパークリングワインを昼から嗜んでしまう始末。

写真はないが、乾杯。

その直後運ばれてきたはじめの一皿

名前は、小石と海苔

想像膨らむなか、出てきたお皿は

小石の上に海苔が漂流した逸品であった。

この撮影者が全面的に悪いがモンブランはフォアグラが潜んでいる。まるでAIのようである。

これまた繊細な味付けで舌鼓を打つ。

カリフラワーのスープ。

カリフラワーだけで、だけで仕上げたスープ。750ミリリットルは頂きたい。

なに見えますか？

鱧なんです。

ワインも美味です。

鴨。

火入れが絶妙でしっかり鴨を感じられる大好きなお皿でした。

限りなく日々の喧騒を抜けられる１日をぜひ皆様も是非。

ルカンケ

と一週間前の思出話をカムバック夏の今日9に。