~進撃のトリトン~遅延した認識
今日はなに食べよう。魚食べたい気分だなあ。
こんなこと考えれば、「ランチ 魚 都内 美味しい」語彙力はいらない。大雑把なキーワードを基に今の僕の食べたい最適な食べ物のヒントを提示してくれるのが、この今の世界、今の科学っていうのを振り替えるのは愚問である。まるで目的地のない目的地に向かっているみたいだ。まあとにもかくにも、何が食べたいかは絞られてきた。焼き魚じゃなかった。「寿司」だったんだ。
天晴れとはまさしく的確に上手に言ったもので、どこで流行ろうと関係ない。今は光の上を走っていけば、簡単に色んな情報にアクセスできる。その光の上を走るための条件さえ揃えば、あとは足を止め、リラックスしていれば、自然と走れる。
決して私が走るのではない。(この説明する力のない私から理解力を持って読んでほしい)光が私を乗せて走ってくれるだけなのだから。
そのひとりでに光の上を走ってきた情報も、口の軽い人たちのおかげで瞬く間にソーシャルネットワークに蔓延していく。
これがトレンドの、流行の原点だと思っている。
そこからきた私の食べたい小さな光(寿司)は北海道で不動の人気を誇る回転寿司であり、都内では初めての出会いであった。
トリトン
聞いたことある人もいるだろう。
でっかいどう!なんて小ネタを挟まれるが、そんな規模じゃ表せないぐらいでかい北海道に何軒も店舗展開している回転寿司のチェーン店である。
現地で獲れた新鮮な魚を少しでも安くでもみんなに美味しく味わっていただきたい。
そんな思いから出来たに違いない。
と自負してるのがこのトリトンである。
何故、都内に展開したのか。
都内でも上手く、同じ価格設定が通用するのか。そんな疑問を持って私なりに調査をしなかった。
どうでもいい。
食べて旨ければそれでいい。
今回はスカイツリーで有名な「ソラマチ」のなかにある
記念すべき第一店舗目にお邪魔しました。
そして写真はほとんどない。気づけば食道を魚たちが米さんと散歩しながら会話を楽しんでいる。毎度のことながら。
正直な話、鮮度がいいかなんて自分だけの判断基準。
鮮度良し!
種類良し!
接客良し!
清潔!
も大切で、美味しいに深みが加わる。
まあ大々的にアピールしたものの、個人的には接客が重要だったりする。
サービス業は自分が良い!と思うものを共感するため、感じてもらうため、きっと喜んでもらえる!私はその考えがあって皆にプレゼンテーションをする。自分の手にとって、肌で感じて、好きになったり、なにかを見て綺麗だなと感じて、食して、感動して。
お節介だけど、そういうものだ。人を好き、なにかが好きなのはお節介であり、人間の形であると思う。
そして、このお店の寿司を好きな人が案内をしてくれて、その食材に誇りを感じて握る職人がいる。
なんて素晴らしいのだろう。
そしてそのお薦めのネタを食べる。
もう言葉も要らないくらいに。