自分の扉の鍵に合鍵はない ~ Third door ~
そう教えてくれたのがこちらの本。
アレックスバナヤンという、イラクからヌクレオチドに移住した家族の長男に生まれた、彼の大学一年生から現在に至るまでの人生談義になっている。自分の人生での使命や体験などを通して、一人一人の人生観を巧く、紐解いていき、乾かない世界に、悩みが何かすらわからないご時世にとっておきの一冊。サードドア。本のタイトルにもなっているサードドア。
まあ、察しがいい人は直感的に感じると思います。そうです、その通りです。
まあ一応、、、まず1つ目の扉があって、それは自分の力も理解しきれず、何をしたらいいかわからず(誰も端からわかる人はいないですが)この先の変革に恐れを抱いて、現状に満足し多少のストレスは辛抱し、生きていくという世界のほぼグラフを占めるルート。99%の安全。
1%以下なのか、上流階級のみぞ知る道。そのドアには間違いなく合鍵もあって1つくぐれば家族ぐるみでのホームタウンになる。とっておくべきである。悠々と涼しい顔で通れるルートです。
その1%という茨道を抜けて自分で新しい扉、鍵を探す。それが3番目の扉みたいです。
人生の懐疑的な巧く表現できない3番目の扉、サードドアをアレックスバナヤンさん
は、言葉だけでは言い表せないところを表現されるこちらの本は日本語訳がでる発売前から予約殺到アイテムだったと思います。
まあ読んだかたも読んでないかたも、言葉がある分以上に意味は何十倍にも込められているので、受け入れかたは人それぞれだと思います。しかし、一般人が少し躊躇うような金額の本でもなければ、馬鹿が序説からつまずくような難解な書物でもない。何よりも難しい単語が羅列されたような本ではなく、感情の起伏を綺麗な空間に落としこんでいて、心の奥の人間味に直接語りかけてくるのが、とても読みやすく、理解力、集中力に著しく欠如した私ですら、楽しんで読める、そんな良書になっています。
いま自分で何をしたいのか、毎日の波と闇にズタぼろになってる皆さんも、視野の広げかたや、継続的な情熱など "本"の小さな出来事で変われるのかなってこの一冊でかんじるまだできます。まだ、一度しか読んでいないので、本の真髄は理解できてないところだらけですが、ゆっくり、早く読み直していこうと思い、また、洋画では好きな俳優、女優の声を自分の耳や肌で感じたいので、吹替は滅法見ないので、本も肌で感じようlast2019ということで、買ってみました。
時間は待ってくれません。
個人的に好きになった箇所はありすぎますが、頭の中に残る記事は心に生き続けます。これから買う人は自分好みのページを見つけてくださいね。