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小さな日常に潜む怠惰と向き合うために。極端な暇に苛まれたとき、思い出してみてください。Hi there! I'm going to be uploading lots of info and pointless blog here.so If you need to get some rest,check my pages!stay tuned:)

お願い!読まないで。~人生の大原則~ 

今日の一冊は記憶が途切れ出す頃(大体2~3年前)に買った毎日でも読みたい(その頃は)思っていた本。色んな誘惑がある毎日。

それでも人間の忘れちゃいけない。というより、人間が死ぬまで一生一緒の自分について、自分の在り方について教えてくれるそんな本です。

 

 

 

人を動かす D.カーネギー


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人を動かす三原則

 

  1. 盗人にも五分の理を認める
  2. 重要感を持たせる
  3. 人の立場に身を置く

 

始めに、この本の著者である

デール・カーネギーさんは1955年にこの世を去りました。しかし死ぬまで問題と対峙して常に試行錯誤を繰り返し、改訂を続けるというお人柄です。そんな彼の言葉はたくさんの納得より、無尽蔵に自己の心から湧き出る思考が人を動かす原点になるのかなと思いました。目次に羅列される文ですが、気になる箇所のみ読むこともでき、毎日目を通す事が出来る良書になります。

 

この第一章では、

人間はいかなる状況でも自尊心を敬う

これは相手の事を卑下したり、蔑んだりしては自分自身にも得はこないと教えてくれてる気がしました。

 

人に好かれる六原則

 

  1. 誠実な関心を寄せる
  2. 笑顔を忘れない
  3. 名前を覚える
  4. 聞き手にまわる
  5. 関心のありかを見抜く
  6. 心からほめる

 

第二章では、

相手の好きなところを見つけるようにすることを教えてくれました。

似た環境はあれど、違う生活を生きてきた人に嫉妬心を含めネガティブな感情はつきもの。消せ。と言われるほど落ちていくもの。それより良いものに目を向けろということ。

相手を好きになること

嫌なことがひとつあれば良いものを3つみつけるということ。共通のことをきっかけに好きなところをあげていくところ。

心理的にも嫌いな人を好きになる事は難しいと別の本でも教えてくれました。

人を操る説得術 ──7ステップで誰でもあなたの思いのまま (フェニックスシリーズ)

この本を読んで操られたかのようにカーネギーさんの本に戻って参りました。

 

人を説得する十二原則

 

  1. 議論を避ける
  2. 誤りを指摘しない
  3. 誤りを認める
  4. 穏やかに話す
  5. "イエス"と答えられる問題を選ぶ
  6. しゃべらせる
  7. 思いつかせる
  8. 人の身になる
  9. 同情を寄せる
  10. 美しい心情に呼びかける
  11. 演出を考える
  12. 対抗意識を刺激する

 

この本がとても分かりやすいのはポイントでストーリーになっていること。小さな短編集のようなimageです。

そんな第三章では、

謙虚にいる姿勢を忘れない。

これが自分への強い教訓として、いまも残っております。


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読みづらいですよね。私の腕のなさと画質の悪さが際立つのと、何よりも"何を伝えたくて撮ったのか"ここです。

ご愛嬌くださいませ、よかったら続きはよんでみてください。買うのが億劫になるなら私に言ってください。お伝えします。

 

人を変える九原則

 

  1. まずほめる
  2. 遠まわしに注意を与える
  3. 自分の過ちを話す
  4. 命令をしない
  5. 顔をつぶさない
  6. わずかなことでもほめる
  7. 期待をかける
  8. 激励する
  9. 喜んで協力させる

 

大切なことがたくさん、たくさん。書いてある。私の理解力、勉強不足なので今わかることは前記した、

  • 他人の自尊心を傷つけない
  • 人を好きになる

 

どうしたいかより、どうなりたいかを考えさせてくれる本である。

結局は死んでも人であるということを教えてくれました。

 

余談

 

最後の最後にこの本の日本誤訳のあとがきにはこう書かれていた。

「昭和二十八年の夏、カーネギーは、世界周遊旅行の途中、関西を訪れ、京都を見物して香港に向かったが、その際、「日本で一番印象の深かったものは?」という質問に「それは日本人です」と言い残して船に乗った。人間に対する彼の関心の深さを示す言葉と言えよう。」

 参りました。