小室.kom.com

小さな日常に潜む怠惰と向き合うために。極端な暇に苛まれたとき、思い出してみてください。Hi there! I'm going to be uploading lots of info and pointless blog here.so If you need to get some rest,check my pages!stay tuned:)

もう一度カクテルについて振り返る

この間フラッと作ってみたカクテル。

マルガリータ。

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サイトによってレシピは様々、たくさんの情報がまわっているけどベーシックな内容は

レモンジュース20㎖

コアントロー又はホワイトキュラソー20㎖テキーラ40㎖

この内容を氷を満杯に入れたシェイカーに入れて、しっかりシェイクして、塩でスノースタイルを作った口径の広く、丸みのあるカクテルグラスに注ぎ入れる。

これが本来のマルガリータみたい。

 色んなサイトやら使ったりバーテンダーの方に細かな内容教えてもらったりしたけど、黄金比があるのかも。

もちろん自分で作るとしっかり乳化というか合わさらないのはレシピ以前に実力不足です。

巷ではたくさんの情報が蔓延っている。ネットにも対話の中でも本にでもたくさん。

そこでカクテルの本を紹介したい。

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素晴らしい本に心を奪われた。知らない世界を知るとまた物の見方が増えて人間味が増す。どうしても人間味というのはネットを駆使して生きてくとぼやけて、鈍ってしまう。

カクテル以外にも生き方も導いてくれるような本である。

 

シューマンズ バー ブック

シューマンズ バー ブック

  • 作者: チャールズ・シューマン,福西英三,松本みどり
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/02/16
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

 中の説明もシンプルであり、読み手に伝わりやすいのが味噌!最高な一冊。

どうしても読んだら売ったり捨ててしまう昨今、このように家に置いておきたいのは特別です。

話によると

飲まない若年層が広がっているみたいであるが、私は死ぬまで飲んでいたい。

お酒は強いわけではないですが。

 

 

それを踏まえて、私が作ったマルガリータには塩でスノースタイルは作らなかった。なぜならば、塩のないマルガリータが好きな人だったから。

それはマルガリータとは言わないかもしれない。しかしそれ以上に大切なことを学んだ。

私の作るマルガリータはテキーラの香りが弱いということである。本来、カクテルというものは、そのベースであるリキュールの香りがすること。

決して香りを引き立てるためのシロップや、メインではないアルコールが先行してはいけないということ。

全ての物にはその個々の役割があって、それぞれの良いところがある。

彼らはしっかりそれを弁えているのに、私達作り手がそれを理解していないというのがあるまじき事でした。

このようなカクテルのレシピもそうだけど小さな事から大きな事までこの地球は全てチームワークという枠を持って生きなきゃいけないんだなと思いました。

一つ一つ、1人1人。個性があってそれをいかせればとおもう。

けどあくまでそれは自分の価値観である。

マルガリータも塩味を始めに感じるから、レモンとテキーラの芳しい味と酸味の調和が生きる。したがって

スノースタイルがあってのマルガリータ。それは唯一無二のカクテルだが、それが苦手でこのような頼み方をする人もいる。

 

マルガリータの個性は失われるが、その人の個性は尊重される。

だから人間味があってすごい好きである。

 

人間って楽しい。

7年経ったって有り難みはずっと。

 2018年3月11日